飴細工をはじめた頃-小鳥の巻-

 

「ツル3つちょうだい」
大抵みんな1個づつ買っていくのが普通なのに、一人で3個も買うとはリッチな女の子だ。「しかし何で3つともツルなんだ?」 とは言えた身ではない。今はツルと覚えたての小鳥の2種類しかつくれない。小鳥もつくってるけど、子供達には見た目の大きいツルの方が人気だ。(飴の量は一緒だけどね)。小鳥は小鳥、小さくつくんなきゃ似ないという考えでは2種類目にして不人気シリーズだな。これではせっかく覚えた'ちょっきんハサミ飴細工職人技'も日の目を見ないではないか。大きくても小鳥に見えるようにしよう。

なんて考えながら、ちょうど色粉も3色だから赤・青・黄色の3羽のツルをその時つくった。ひょっとして3人姉妹なのかな? 子ども等は飴の大きさにはとてもシビアだ。自分のつくった飴が原因でケンカにでもなったら困るな。大きさが揃うよう気をつけてつくった。

小鳥はツル同様最初に手でグニャッとやるが、そのあと待ってましたハサミでちょっきんちょっきん、それから切っちゃわないで線だけつけるハサミも尾っぽに入れて出来上がり。簡単でもハサミを使ってるので飴細工師度が上がってきたぞ。

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練習でツル・小鳥・ツル・小鳥・ツル...とやっていたら周りが鳥の飴だらけになってきた。でもいいのだ。そもそも飴細工は鳥をつくっていたのが初期の姿らしいから、進み方としてはとても正しい。そのうち他の動物達も覚えるさ。今はたくさんの飴のツル・小鳥たちにとり囲まれてさらに仲間をつくるのがハッピー。

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